財団について

設立の趣意

本財団の設立代表者川西 甫は、兵庫県に本社を持つ新明和工業株式会社の役員を辞するにあたって、関係の深い兵庫県内で教育に関連する公益事業を行うことにより社会に貢献したいと考え、財団法人の設立を企画しました。

一方 川西航空機株式会社は、川西 甫の父川西 龍三により昭和3年神戸市に設立され、祖父 川西 清兵衛の後援のもとに水上機をはじめとする各種航空機の製造を行い、我が国の発展に寄与しました。戦後は新明和工業株式会社と名を代え、今日の発展を遂げました。新明和工業株式会社も財団設立の趣旨に賛同し、財団運営に協力することになりました。

今日、海外、特にアジアの諸国から若者達が日本に留学し、兵庫県内の大学でも多くの留学生が日夜研鑽に励んでいます。しかしその多くは経済基盤が不安定なため勉学もままならぬ状態と聞いております。そこで事業の一つとして奨学金制度を設定し、アジア諸国から兵庫県内の大学又は大学院に私費留学している学生に対し、奨学金の給付や情報提供などの就学援助を行います。

また、わが国の科学技術は、学会並びに産業界のたゆまざる努力によって非常に高い水準にあると言われておりますが、なお一層の進歩が望ましいと考えます。そこで二つ目の事業として、兵庫県内の大学で行われる科学技術の研究で、特に機械、航空、電気、電子、情報、物理、化学等の分野における研究に対し、研究助成を行います。

ここに、川西 甫は新明和工業株式会社の協力を得て、財団法人川西記念新明和教育財団を設立しました。